「椅子から立ち上がる瞬間に膝が痛い」
「長く座った後の一歩目がつらい」
「歩き始めは痛いけど、少し歩くと楽になる」
このような膝の痛みで悩んでいませんか?
座っているときは平気なのに、立ち上がった瞬間に膝が痛むと「膝が悪くなっているのかな?」と不安になる方も多いと思います。
膝の痛みにはさまざまな原因があります。また、立ち上がる・歩くといった動作では、膝だけでなく股関節や足首、周囲の筋肉なども一緒に働いています。
今回は、立ち上がるときや歩き始めに膝が痛む場合に考えられること、自分で見直したいポイントについて分かりやすく解説します。
立ち上がるときに膝が痛いのはなぜ?
椅子から立ち上がるときには、身体を前方へ移動させながら、お尻や太ももの筋肉を使って身体を持ち上げます。
その際、膝にも負荷がかかります。
そのため、膝関節や周辺組織に問題がある場合、座っているときには痛みがなくても、立ち上がって膝に負荷が加わったときに痛みを感じることがあります。
また、長時間座っていた後などに、膝のこわばりや動かしにくさを感じる方もいます。
「歩き始めだけ痛い」という人もいます
「最初の数歩は膝が痛いけど、歩いていると少し楽になる」
このように、動き始めに痛みやこわばりを感じる方もいます。
特に長時間座った後や、朝起きて動き始めたときなどに症状を感じることがあります。
ただし、「歩けば楽になるから問題ない」と自己判断するのはおすすめできません。
何度も繰り返している場合や、以前より痛みが強くなっている場合は、どんな場面で痛みが出ているのかを確認することが大切です。
変形性膝関節症でもみられることがあります
中高年の方で立ち上がるときや歩き始めに膝が痛む場合、変形性膝関節症などが関係していることもあります。
変形性膝関節症では、動き始めの痛みだけでなく、歩行や階段の上り下りなどで痛みを感じることがあります。
ただし、「立ち上がると痛い=変形性膝関節症」と症状だけで判断することはできません。
膝の状態や年齢、これまでのケガ、症状の経過などを確認し、必要に応じて医療機関で評価を受けることが重要です。
膝が痛くても「膝だけ」を見ればいいとは限りません
立ち上がる動作や歩く動作は、膝だけで行っているわけではありません。
例えば立ち上がるときには、膝に加えて股関節や足首、太もも・お尻などの筋肉も使います。
歩くときも同様です。
そのため、膝に痛みがある場合でも、
- 股関節がどの程度動いているか
- 足首が動かしにくくなっていないか
- 太ももやお尻の筋肉をどのように使っているか
- 立ち上がるときに身体をどのように動かしているか
- 普段どの程度身体を動かしているか
なども確認することで、症状を考えるための手がかりになることがあります。
「痛い場所=必ずそこだけに原因がある」と決めつけないことが大切です。
長時間座りっぱなしになっていませんか?
デスクワークや車の運転などで、何時間も座ったままになっていませんか?
長時間同じ姿勢を続けていると、立ち上がった直後に身体のこわばりを感じることがあります。
特に普段から身体を動かす機会が少ない方は、一日の中で座っている時間が長くなっていないか確認してみましょう。
仕事などで座る時間を大きく減らせない場合でも、定期的に立つ、少し歩く、姿勢を変えるなど、同じ姿勢を長時間続けない工夫はできます。
太ももの筋力も大切です
立ち上がったり歩いたりするときには、太ももの筋肉が重要な役割を担っています。
膝の状態に応じて適切に運動することは、膝の機能を維持するうえでも重要です。
ただし、痛みがあるからといって自己流で強いスクワットなどを始める必要はありません。
現在の症状や体力に合わせて、無理のない運動から行うことが大切です。
立ち上がると膝が痛いときに見直したいこと
まずは、普段どんなときに膝が痛んでいるのか確認してみましょう。
- 椅子から立つときだけ痛いのか
- 歩き始めだけ痛いのか
- 階段でも痛むのか
- 朝起きた直後にも痛むのか
- 長く歩くと痛くなるのか
- 膝に腫れや熱っぽさがないか
同じ「膝が痛い」という症状でも、どの動作で、いつ、どの程度痛むのかによって状況は異なります。
「膝が痛い」という情報だけで終わらせず、自分の症状が出るタイミングまで確認しておくことが重要です。
豊明前後整体院では身体全体の動きを確認します
豊明前後整体院では、膝が痛いからといって膝だけを確認するのではなく、まず症状がどのような場面で出ているのかを確認します。
そのうえで、膝の状態だけでなく、股関節や足首の動き、周辺の筋肉、立ち上がり方や歩き方なども確認していきます。
大切なのは、最初から「骨盤の歪みが原因」「筋力不足が原因」などと一つに決めつけるのではなく、その方の症状や身体の状態に合わせて考えることです。
こんな膝の痛みは医療機関へ
膝の痛みの中には、医療機関での評価を優先した方がよいものもあります。
例えば、
- 転倒やスポーツなどのケガのあとから強く痛む
- 膝が大きく腫れている
- 膝に強い熱感や赤みがある
- 体重をかけることが難しい
- 膝が引っかかって動かせない
- 痛みが強くなり続けている
などの場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。
まとめ
「立ち上がると膝が痛い」「座った後の一歩目が痛い」といった症状には、さまざまな原因が考えられます。
膝そのものの状態を確認することはもちろん重要ですが、立ち上がる・歩くという動作では、股関節や足首、周辺の筋肉なども一緒に働いています。
そのため、膝だけに原因を決めつけるのではなく、
- どんな動作で痛むのか
- どのくらい座った後に痛むのか
- 動いていると症状はどう変化するのか
- 普段どのくらい身体を動かしているのか
なども確認してみましょう。
何度も同じ膝の痛みを繰り返している方は、「痛い場所」だけでなく、「痛みが出る動作」にも目を向けてみることが大切です。
強い痛みや腫れ、外傷後の症状などがある場合は、医療機関で適切な評価を受けてください。








