「マッサージを受けた直後は楽になるけど、数日するとまた痛くなる」
そんな経験はありませんか?
肩こりや腰痛があると、つらい場所を揉んだり、ストレッチしたりして対処する方は多いと思います。
もちろん、マッサージによって筋肉の緊張が一時的に和らぎ、痛みや動かしにくさが軽減することはあります。
しかし、何度マッサージをしても同じ場所に痛みが戻ってくるのであれば、**「なぜその場所に負担がかかっているのか?」**まで考えることが大切です。
痛い場所=原因とは限りません
例えば、腰の筋肉が硬くなって腰痛が出ていたとします。
この場合、腰をほぐせば一時的に楽になるかもしれません。
しかし、腰に負担をかけている原因が、
* 股関節の動きにくさ
* 足首の硬さ
* 長時間の座り姿勢
* 体幹の使い方
* 日常生活での動作のクセ
などにあった場合はどうでしょうか。
腰だけをほぐしても、腰に負担が集中する体の使い方そのものは残っています。
そのため、時間が経つと再び腰の筋肉に負担がかかり、同じような症状を繰り返す可能性があります。
肩こりも肩だけの問題とは限らない
これは肩こりでも同じです。
デスクワークやスマートフォンを長時間使用していると、頭が前に出たり、肩が前方へ巻き込まれたりする姿勢になりやすくなります。
また、腕・肩甲骨・胸郭などの動きが低下すれば、首や肩周辺の筋肉がその分頑張らなければならないこともあります。
この状態で肩だけを揉み続けても、日常生活で同じ負担が繰り返されれば、再び肩がつらくなることがあります。
だからこそ、**「どこが痛いか」だけではなく「なぜそこが頑張りすぎているのか」**を見ることが重要です。
「その場で楽になる」と「体の問題が改善する」は別
痛みが軽くなれば、「治った」と感じる方もいると思います。
しかし、痛みの感じ方は筋肉や関節の状態だけで決まるものではなく、睡眠・ストレス・心理状態など、さまざまな要因の影響を受けます。
そのため、痛みが軽くなったことだけで、原因となっていた身体機能まで改善したとは判断できません。
反対に、体の状態が改善していく途中でも、痛みが完全になくなるまでには時間がかかることもあります。
痛みの強さだけではなく、
「以前より動きやすくなったか」
「同じ動作をしても負担を感じにくくなったか」
「関節がスムーズに動くようになったか」
といった変化も大切です。
繰り返す痛みでは体全体を見る
何度も同じ痛みを繰り返している場合は、痛い場所だけを見るのではなく、
姿勢・関節の動き・筋肉のバランス・日常動作などを含めて、体全体を確認することが重要です。
例えば腰痛であっても、股関節や足首まで確認することがあります。
肩こりであっても、肩だけではなく首・肩甲骨・胸郭・腕などの状態を見ることがあります。
人によって体の使い方や生活習慣は違うため、全員に同じ原因があるわけではありません。
だからこそ、一人ひとりの体を確認して、負担が集中している理由を探していく必要があります。
マッサージしてもすぐ戻る方へ
マッサージ自体が悪いわけではありません。
筋肉の緊張を和らげたり、一時的に症状を軽減したりする方法の一つとして役立つことがあります。
ただし、何度受けても同じ症状を繰り返しているのであれば、「もっと強く揉む」のではなく、「なぜそこに負担がかかり続けているのか?」という視点に変えてみることも大切です。
豊明前後整体院では、痛みが出ている場所だけではなく、姿勢や関節の動き、体の使い方などを確認しながら、全身の状態を見ていきます。
痛い場所だけを追いかけるのではなく、痛みを繰り返しにくい体を目指す。
何度も同じ肩こりや腰痛を繰り返している方は、一度ご自身の体全体の状態を見直してみてください。